Vol. 10

2013年 10月

ボイラー水の濃縮による障害

ボイラー水のブローは、ボイラー水の濃縮管理とスラッジの排出を目的として行います。
不適切なブロー管理は、給水中の不純物や添加薬剤由来の全蒸発残留物の増加により様々な障害を引き起こす原因となります。

  • (1)フォーミングやキャリーオーバーによる蒸気純度の低下、加熱器の閉塞やタービンの損傷。
  • (2)塩化物イオンや硫酸イオンなどの腐食成分の増加による腐食促進。
  • (3)低溶解度成分の伝熱面での析出、それに伴う過熱や破裂、燃料使用量の増加。
  • (4)スラッジの堆積による腐食、伝熱阻害、流動阻害など。

ブロー方法は手動で間欠的に行う間欠ブロー(缶底ブロー)と、自動で連続的に行う連続ブローがあり下記のような特徴があります。

  間欠ブロー 連続ブロー
目的 ボイラー水濃縮管理
スラッジの排出
ボイラー水濃縮管理
浮遊物の排出
初期投資 なし あり
ボイラー水管理 保有水量が少ない場合、特に水質変動が大きく管理値内での維持が困難 保有水量に関わらず、水質を一定の基準値内に保つことが容易
その他 連続ブローと比較し補給水量、ブロー水量、薬液使用量が多くなる傾向 給水との熱交換により燃料の節約が可能。定期的な缶底ブローが必要

濃縮倍数の計算は下の式から求められ、濃縮されても変化の少ない塩化物イオン濃度で比較するのが一般的です。

濃縮倍数(N)=  ボイラー水中のイオン濃度(mg/l)
給水中のイオン濃度(mg/l)

FK 式ボイラ連続ブロー装置コメット350 のご紹介

FK 式ボイラ連続ブロー装置コメット350

このブロー装置の熱交換器は、蛇管式コイルと、内管からできており、鋼管(一部SUS304)を材料として、熱効率及び腐食に対する考慮を施した優秀な熱交換器です。コンパクトで据付面積が少なく、縦・横ライン、いずれの方向でも簡単に取り付けられます。

FK 式ボイラ連続ブロー装置コメット350 メンテナンスのご案内

弊社FK式連続ブロー装置コメット350を御使用して頂き誠にありがとうございます。長年ご使用の間に熱回収率の低下等お気づきの点はございませんでしょうか。また、周辺機器につきましても経年劣化による交換の時期を迎えてはいませんでしょうか。現状を把握するためにも装置入口・出口の水質分析等を実施する必要があります。分析結果をもとにお使い頂いているブロー装置に対して適切な提案をさせて頂きます。

大阪営業所 移転のご案内

大阪営業所

大阪営業所は平成25年7月22日下記へ移転致しました。
これを機に一同決意を新たに皆様のご期待に添うべく、なお一層努力いたす所存でございますので、何卒引き続き宜しくご愛顧賜りますようお願い申し上げます。

〒564-0062
大阪府吹田市垂水町3-20-1 山口ビル
TEL 06-7688-5501
FAX 06-7688-5530

製品についての詳細は、弊社営業担当へお問い合わせ下さい。

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